全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted by ほしくみこ
 
[スポンサー広告
次の世代に繋いでいく、100年続く家づくり  それを目指す岐阜県加子母村
いろいろ地域レポートが遅れ出していてすみません・・・。

先月は、GWを利用して、岐阜県中津川市の加子母、三重県伊賀市のモクモクファーム、津市美杉地区、伊勢神宮、伊勢志摩湾を回っていました。(※旦那さんはGWなしでお仕事のため1人で行ってきました。)
加子母はイレギュラーだったんだけど、すごく良かったです。三重県の田舎暮らし関係については不十分だったので地域を知りたかったこと、伊勢神宮に行った事がなかったのでお伊勢参りと、リアス式海岸が大好きなので、一度見ておかねばと、行って参りました。

まずは、岐阜県中津川市加子母村。

合併後になくなった村の広報誌。今は「かしも通信」と名前を変えて、加子母の人が有志で作っている。そのフリーペーパーの記事の中に、「ここの林業は他の地域の林業と違う」という投稿があった。その所以を尋ねると、まずは想い・意識が違う、そんな答えが返ってきた。

「次の世代に繋いでいく、100年続く家づくり」
そうしたものを目指しているのだと。

今、日本各地で建てられている家は、どれほど続くものなのだろうか。
そもそも、【繋ぐ】役割を持たず、住まなくなったら「壊して終わり」なのではないだろうか。加子母には、約1,000世帯3,500人に対して、20を超える工務店がある。そして、この繋いでいくことを重視しているという。そして、もし家を取り壊す時が来ても、使える材木は次の家や何かにつなぎ、無駄にしない。そういうことが受け継がれている。

P5030010.jpeg


若干話は逸れるが、100年続く古民家も、ちゃんと手入れをしていれば、今も現存しているものもある。つまり、昔建てられていた家というのは、こうした「続き、繋ぐ」これらの意識が根付いていたのだと思う。幼い頃は古い自分の家が嫌で仕方なくて、近代風の家やマンションに憧れた時期もあった。けれど、風土に馴染み、またその地に還っていくものではないように感じる。

では、何故今も加子母にはこうした意識が根ざしているのだろうか。

加子母村は人口3,000人ばかりの小さな村。この村の中心地には、山守の内木家がある。内木家は、江戸時代尾張藩から山守を命じられた名家とのこと。私も一度だけお見かけしたことがあるのだが、内木家のお殿様の家は続いている。そして、今も「殿」と皆に慕われている。今回は直接お会いできなかったが、末裔の内木哲朗さんは、その親の代で一度東京に出たそうだ。内木さんはつまり東京生まれ。だが、内木さんは、加子母村役場の職員となって、この地域に戻ってきた。
明治時代に廃藩置県が行われて、加子母村の山林を、村人で分けることになったのだが、加子母の人々はこの山々を、皆で管理する事を決めた珍しい地域でもある。だからこその、この地域の意識のまとまりに繋がっているのだろうか。


加子母に入ってから、まず、道の駅に行って、駅長の安藤さんに挨拶をする。安藤さんご自身が実は大分県出身の移住者。8年前に、下呂のまちづくりに関わり、そこから地域づくりに興味を持つようになって、数年前から道の駅加子母の駅長さんになられた。

道の駅には、「宮城県」「福島県」の文字。見ると、各地域の物産品が。結構いろいろ並んでいる。まるでミニ全国物産展。しかも、結構キラリと光る、その地域でも行ったら買うべし!みたいなものもあって、テンションがあがった。駅長の安藤さんは被災地の応援もしていて、結構被災地にも足を運んでいるとの事。そこで、道の駅の駅長さんと話をして、じゃあ何ができるか、と即行動する行動派。
私もいろいろ回った関係で、素敵な道の駅の方がいたら紹介しますね、といえば、「もう行っちゃって話します」と、仰る程。やっぱり顔が見える関係って大切ですね。
うちの局長も彼はすごいなあと言っていた。


そんな安藤さんに教えてもらってぐるりと回った加子母レポート。
中津川は栗きんとんが有名なので、中津川駅に「栗きんとんめぐり」という店があります。青春18きっぷで良く旅をすると、この中津川駅で乗り換えがうまくいかず、2~3時間待つ事も。。。そんなときに、栗きんとんを食べていたのですが、「美味しい!お店を訪ねたい!」そう思っても、行けなかったお店がありました。「仁太郎」さんです。中津川市といっても、合併して大きくなっているので、車もない状態だと、その時間内に行って帰ってこれないのです。
休みが取れなくなって、18きっぷの旅から遠ざかっていた今、目の前にあって、すごくテンションがあがりました。

買ったのは、木々葉々(きぎようよう)。栗きんとんにバターと卵を加えて練り上げ、粒栗をのせ焼き上げた栗きんとんスイーツです。洋菓子のようで、和菓子の


加子母は下呂市に接しております。下呂といえば、温泉!だけど、ここはトマトの山地でもあります。朝晩の気温差が大きいので、トマトが甘くなるのです。気候的に近いので、加子母でもトマト栽培が盛んです。そこで、道の駅でみかけた「トマトカレー」。1000円の出費は大きかったのですが、旅先で1カレーを購入してくるのが、旦那さんへのおみやげルールなので、かわいいし購入。このイラストを描いたのは移住者さんだそうです。

P5030002.jpeg


話がそれました、仁太郎さんのお店の近くに、移住してきたご夫婦がやっていらっしゃる農園があるとのこと。あいにくご夫婦は見つけられませんでしたが、道の駅には彼らがつくっている農産物が並んでいました。今までであってきた新規就農の方とちょっと違う。そのご夫婦が出荷しているのはこちらです。

「苗」です。たとえば、トマトといえども、アイコ、桃太郎等々と種類があります。こうしたいろんな野菜の苗を、100種類以上出荷されているとのこと。聞いた事がない品種もたくさんあって、農家さんやお庭に植えるのか旅帰りの方が熱心に見ていらっしゃいました。
こういうのも農業のひとつですよね。



加子母には国の天然記念物が一つ。
P5030022.jpeg

P5030017.jpg

P5030018.jpeg

それがこの大杉です。樹齢千数百年。今でも成長を続けているそうで、現在の周囲は13m。すごく圧巻でした。その大杉に守られるように、大杉地蔵尊や乳池という風情あるこじんまりとしたところがあります。仰々しい寺院よりもこうした集落の中にあるところの方が好きだなぁ、やっぱり。
この日はここでお祭りだったのですが、ついた時間が遅くてお祭りが終わってたーー。後片付け中のおじちゃんに話し掛けて、お話を聞いてみると面白い。

「なめくじ祭り」
ええ、なんですか。それ。
http://www.kashimo.net/ogo/namekujimatsuri.html
P5030020.jpg


もひとつ。不思議におもったもの。
「温泉スタンド」
温泉をタンクに入れて持ち帰る事ができるので、軽トラがたくさん止まって、温泉を入れていました。温泉を引かなくても温泉を楽しめるっていいですね。
P5030023.jpg


晩ご飯は、道の駅でおすすめされた、移住者の方がやっていらっしゃる「イルフィオーレ」に行ってみたら、まさかの定休日。なんか、これ多いな・・・。島根でも大分でもありましたよ・・・。次に行く時には必ず!
ここは奥さんが岐阜県出身で、旦那さんが大阪出身のお二人がやっているそうです。後ほど、宿の管理人さんと会った時に、そこが娘さん夫婦がやっているとこだと分かってびっくり。元々はこの管理人さんが加子母の出身で、10年ほど前に帰ってきたところ、お孫さんがアレルギー体質だということもあり、こちらに娘さん夫婦も移り住んだそうです。なので、卵を使わない料理とかも出すので、アレルギーがある人たちにはとても嬉しいお店だそう。ああ、食べて見たかった!

P5030027.jpg


少し早めの晩ご飯にしようと思っていたのですが、このような状況のため、折角だから下呂温泉にいってみるかと、ちょっと足を伸ばしてみました。
メインストリート以外の通りが風情が会って良かった。無駄に、こうした路地を通りたくなって通ってみました。

P5030029.jpeg

横向き写真で恐縮ですが、こういう路地が好きです。
P5030031.jpeg



そこで、道の駅の安藤さんからお電話をいただいて、ご飯を一緒にいただくことに!ありがとうございました。どこで食べようか、途方に暮れていましたので(笑)。加子母に行った事がある同僚からは、「加子母に行ったらケイちゃんを食べておいで」と言われていたのですが、実はこれまでちょっと苦手だったんです。岐阜でB級グルメとして名の知れたケイチャンは、鶏肉を使います。が、使う部位がどうやら地域によって違う事が判明。私が食べた事があったのは、ひね鶏といって、卵を産み続けた鳥のホルモンで、肉というかホルモンにこれから卵になろうとしていた名残などもついていて、味はおいしいんだけれども、ちょっと苦手でしたが、加子母のは若鶏のようでして美味しかったです。
しかも、連れて行って頂いた「タッチ」というお店はすごくボリューミィ。写真のこれで2人前。1100円です。(つまり1人550円)。締めにうどんをいれてたべるのも美味しいんですが、かなりお腹がいっぱいに!お店のお母さんもとても気さくな方ですごく良かったです。また行きたい。
P5030036.jpeg



また、大杉から7~8分くらいでしょうか、車を走らせると渓谷が。近い!!もう夕暮れ時だったので、この日は入り口までしか行けませんでしたが、今度行く時にはトレッキングしたいですね。

P5030024.jpg


加子母の研修施設に宿泊させていただいたのですが、とても静か。
岐阜のイメージは水が清らか、山が近い。川と山とともにある生活。
まさに、そんな感じでした。すべて、加子母の木で作られているという研修施設は、裸足で歩くと、とても疲れが和らぐ優しい感触でした。
P5040038.jpeg

P5040041.jpeg



今度はちゃんと2~3泊でいきたいですね。
9月に歌舞伎があるというので、回帰フェアの準備が順調ならぜひ行きたいものです。

かしも通信
http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/branch/kashimo/cat.html

かしも明治座
http://meijiza.jp/
P5030007.jpeg



あと、岐阜の行く先々で感じた事が、川(清流)と共にある生活だということ。
茶畑などが多く、斜面が急だったり、田んぼが大きく取れないので、こうしたお茶等の生産が盛んだったのかもしれないですね.
Posted by ほしくみこ
comment:0   trackback:0
[日本をぐるり
comment
comment posting














 

trackback URL
http://agreenqoostar.blog129.fc2.com/tb.php/654-ad200d2e
trackback
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。