全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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3.11以降の福島県の移住交流について思うこと
3.11以降の福島県の移住交流について思うこと

今の福島に私が何ができるかってこの1年考えてきて、やってきたことはこれだった。

1. 福島の生産者と応援しようとしてくれる人・団体・企業・お店とつなぐ
2. 除染ボランティアを行う、除染活動の広報、現場を伝える、除染フォーラムを開いた
3. 福島の今を知ることでインターネット番組、本、webで情報を発信し、メディアからの取材に繋げる
4. 今の福島県外の福島に対するイメージ・状況を伝え、問題・情報の発信や取り組むべきことについて打ち合わせを重ねる
5. 出来る範囲ので寄付
6. 福島にできるだけ足を運ぶ
7. 救援物資を持って沿岸部に入る、会津に避難されている人たちのところに訪問する、瓦礫撤去等のボランティアを行う

子供の避難や放射線情報の管理等、今動いているものもあるのだけれど、自分なりにできることはやってきたけれど、まだまだ足りていない、もっとうまく行動を起こせたんじゃないかと悔やむこともあった。
だけど、立ち止まっていられない。自分がただ放射線の影響も少ない東京で、観光客も減って活気がなくなっている地元に日々接することなく、福島では日々放射線に関する情報がテレビや新聞でもいやでも入り、心に重くずっしりのしかかっているのに、自分は常にふるさとのことを思い、アクションを起こせているのだろうか。関わり方は様々で、自分にできることをやるしかない。
だから、立ち止まってはいられない。

これは仕事とか関係なしに、星久美子個人が思うことです。

少子高齢化が進む中で、地域の移住交流施策は何のためにあるのか。
最近、移住交流・地域活性に取り組む皆さんと話し合いをする中で、一つのキーワードになっているのが「地域の維持・持続」であるように感じる。
この言葉を発せられる方々は、正直な話、移住・交流によって地域が活性・うまくいっている地域の皆さんの方が、こう仰っている。

おそらく人を増やすことはできない。
何故ならば、そもそもの総数が減っているのだから。
ならば、地域が持続可能な形で存続して行くために、その地域「らしさ」が表れた移住交流をおこなっていく必要があるのではないかと考える。

こうした時期に福島という地域への移住・交流に関わるということ。

地震・津波の被害があったところ、
東京電力福島第一原発事故の影響で避難を余儀なくされているヒト、
情報を隠し、基本的に除染も避難もあまり対応しない政府に、不安・諦め・怒りを覚えるヒト
子供たちの安全を願い、避難できるように頑張るヒト
誰かが踏みとどまって福島を再生・浄化させようと、覚悟を決めて福島に残るヒト、
その地域を再生させたいと、あえて被災地に移住・長期滞在を決めたヒト
放射線量は低くても、風評被害に苦しむ地域
基準値以下の放射性物質が検出されても、誰からも保障してもらえず、野菜を販売しようとすれば、消費者の権利(安全)を護るのが生産者の義務だろうと罵られる農家のヒト けれど、彼らが放射性物質入りの野菜にしたわけじゃない。消費者の権利というならば、生産者を護ることも消費者の義務じゃないのだろうか。だから応援したいといってくれるヒト・お店

みんな、みんな、3.11以降に出会った人たち

きっと、もうすぐ田舎暮らしという業界は、このまま行けば行き詰まるんじゃないだろうか、と感じることがある。良いな、と思う漠然層は増えつつあっても、アクションに繋がるためには、単純に「田舎暮らし」というキーワードでは響かなくなりつつあるんじゃないだろうか。まあ、これは私個人の所感です。あくまで私個人のです。

今、単純に「田舎暮らし」を「福島で」したいという相談のヒトは減っている。そう述べさせてもらったこともある。それは今までの福島の取り組みを一気に足下から崩した。けれど、ただ田舎暮らしがしたい、ではなく、どんなヒトに入って欲しいか、どんな地域にしていきたいか、早めに気付くことが出来たのだと思いませんか、と地域のヒトに話すこともある。

こんな時期だからこそ、福島に今移住したヒトというのが、地域の希望となり、地域とともに歩もうと思ってくださった方が入っているのだと、取材や地域のヒトから話を聞くたびに嬉しくなる。

もちろん、良い情報も悪い情報も、福島に入りたいという方には伝える。政府が出す指標が信用ならない以上、私はそれをベースに福島が安全だとは言い切れないし、危険と肯定することも出来ない。
福島に入りたい、交流したいという方には、自分がもっている情報を伝えながら、それでも入りたいというヒトのために頑張るだけなんだろう。

そして、同じように観光・地域経済を立て直して行くには、地域づくりに感心があるそうから、今後もそこに関わってくれそうなヒトにアプローチしているくべきではないかと思うのだ。そして、福島の移住・交流がうまくいってきた地域の人たちが、やはりそういうのだ。こんな時だからこそ、地域を見つめ直し、地域のことを一緒に考えてくれる仲間となるヒトを受け入れたいのだと。

最近のニュース記事に、「福島大、志願者が大幅増 予想外の20%アップ」とあった。こういう風に、ヒトが減って困った、だから呼び戻そうだけじゃくて、どういう地域にしていきたいか、本気で考えて、本気で地域をつくって行こうという想いがあれば、少ないかもしれないけれど、そこに共感するヒトはきっといる。そんなヒトが一人でも入れば、地域を持続させていくためにはどうすべきか考える、地域を巻き込める。

ここで一つ重要なのは、「自分は復興支援でこうしたい」とだけ主張することだ。これももちろん大切なんだけれど、地域の課題は地域の中にしかない。地域の課題を解決するために、自分が持っているスキル・経験・人脈をどう使っていけるか。まず、地域、そしてそこにある課題が出発点なのだ。

それを、ネクストの時の後輩さんで、今共にそれぞれの立場で地域の課題に取り組む広瀬君と水曜日に久々にあって、議論してその中で再確認させてもらった気がする。
やっぱり、想いが熱い、自分のためにやってやろう!じゃなくて、世の中とか、どこかに転がっている、くすぶっている何かを、何とか自分が出来ることを通じて解決したいって思い・理念があるヒトと話し、共に取り組めることって幸せだなーと思う。

広瀬くんありがとー。
私もそこを見失わないよう頑張るよー。
Posted by ほしくみこ
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