全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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フクシマの今 レポート その①石川町 ~震災後に移住を決めた理由はコミュニティの温かさ~
12月8~9日と福島県内の移住交流がさかんな地域と意見交換、現地を知るために回ってきました。

1日目:中通り中心 須賀川~天栄村~石川町
2日目:浜通り中心 飯舘村を通って南相馬~伊達市霊山地区


まずは石川町で見聞きしたこと。


石川町では平成19年から移住交流支援に取り組んでおり、現在まで、7組16名の移住者の方がます。震災後に地域を離れた移住者はおらず、この7組の中に、震災後に移住を決めた方もいらっしゃいます。

石川町の、地域づくり推進課 まちづくり推進係の方から、震災後の取り組みについて伺いました。



◆そもそも石川町って

石川町は、阿武隈地域の豊かな緑と清らかな水の流れなどの美しい 自然に包まれ、長い歴史と伝統を伝承しながら石川地方の中心都市として発展してきました。

桜や杉、温泉、鉱石など、様々な自然の恩恵を受ける石川町は、移住者を地域ぐるみで受け入れてくれる温かみのある地域です。

その中で、特に移住交流に熱心な地域が「板仲地区」です。


◆板仲地区でのいなか暮らし体験ツアー (里山のこみち・秋の収穫)の実施

12月3日、4日に、石川町の板仲地区にて、「いなか暮らし体験ツアー (里山のこみち・秋の収穫)」が実施されました。

実施したのは、板仲地区の地域住民の皆さん。
板仲地区は、石川町南部の山あいにある里山の風景が美しい小さな地域だが、元気な人が多く地域活動が盛んな人情味溢れる地域であり、「板仲あやめ園」の整備にも取り組んでいるます。

参加者は千葉県からの移住希望者の他、東京電力福島第一原発事故で避難を余儀なくされている大熊町の皆さんや、避難先・移住先の両面から石川町への定住を考えているご家族、これまでに石川町に定住された先輩移住者など、約30名が参加されたそうです。


晩秋の里山のこみちの散策や、共同菜園で栽培した農作物の収穫体験などを実施したほか、地域住民や先輩移住者との交流を目的とした、手打ちそば・手打ちうどんが振る舞われた交流会も実施されました。移住を希望されていた方々も、ますます石川町に移住したいと思われたそうです。



◆石川町の移住者のご紹介(震災前)

石川町に最初に移住されたのは、Kさん一家でH20年3月に移住されました。
東京都出身の30代のご夫婦と小学生(移住当時)お子さん3人の家族。Kさん一家が移住したことで地区の子供が一気に増え、地区の方が大変喜ばれたとのこと。都会で生活したことしかなかった子供たちは田舎暮らしが楽しく、地域の行事には何でも参加されているので、地域の方との関係も良好です。ご主人は東京で会社を立ち上げたばかりのため、週末に地域居住をしています。

H20年7月から二地域居住を楽しんでいるO氏は、都庁をリタイアされた後、母畑の保育所だった施設を借りて、鉱石などの収集を行っています。
※石川町は岐阜県の苗木地方と滋賀県の田ノ上山と共に日本三大鉱物産地の1つ。鉱物の宝庫であり、現在143種の鉱物が確認されています。石川地方の鉱物は結晶が大きく美しく、希元素鉱物とその中の放射性鉱物を数多く産出することで世界的に有名。

H20 年9月に移住されたNさんご夫妻は、埼玉県からセカンドライフの先として石川町を選ばれました。旦那さんは福岡県出身、奥さんは神奈川県出身。
大阪、東京に居住後、田舎暮らしに憧れ、ふるさと回帰支援センターの石川町の田舎暮らしセミナーに参加。その後、前述の体験ツアーに参加し、地域の方との交流を深めて移住されました。地域の方から農作業を教えてもらいながら、完全無農薬の家庭菜園を楽しんでいるほか、地域の方から機織り機を譲ってもらい、地元の「産業交流会」「文化祭」で楽しんでいます。時々、セミナーで、職場にも来て下さいます。

H22年2月に移住されたSさん一家はご夫婦とお子さんが1人。旦那さんは書道の先生をしており、体験ツアーや地域の方から頼まれて、その腕前を披露されることも。Sさんは地域に通ってご自身で家を建てられたとのこと。

H22年8月60代のお母様と40代の息子さんで移住したのは、Tさんご家族。こちらも、昨年の石川町のセミナーに参加された後、体験ツアーに参加して、石川町に移住したいと思う気持ちを強めた。その後空き家が見つかり、移住されました。積極的に地域の行事にも参加しています。


◆震災後の移住決定者 決め手は地域コミュニティの温かさ

そして、震災後のH23年7月に石川町に移住を決めた方もいます。Yさんは60代の単身女性。友人が数年前に石川町に移住したことがきっかけで、石川町に遊びに通うようになりました。Yさんの震災前から石川町で移住相談をしており、石川町に良い空き家が見つかった頃に、東日本大震災が発生しました。

周囲の友人からはこんな時期に福島にわざわざ移り住むなんて、という声も掛けられたそうです。しかし、Yさんは石川町への移住を決めました。石川町で知り合った方が、東京のスーパーから物がなくなったというのを聞いて、何か送ろうか、と連絡をくれたそうです。福島の方がもっと大変な状況なはずなのに、自分を気遣ってくれる温かいコミュニティに安心できた。現在、Yさんは趣味のツーリングやゴルフを楽しみながら生活しています。


◆地域の人と交流するなら

石川町には農家民宿などはありませんが、母畑温泉をはじめ、大小様々な温泉郷が4つあります。地域の農家の方と触れ合いたいならば、「農園cafeやい子ばあちゃん」がオススメとのこと。やい子ばあちゃんが作った旬の野菜を、お嫁さんが料理を、里山の築100年の古民家で楽しむことが出来きます。その他にも、希望があれば、やい子ばあちゃんが作っている畑で作業体験もでき、畑のオーナーになることも可能です。

農園cafeやい子ばあちゃん
http://farm-yaiko.farming.officelive.com/
Posted by ほしくみこ
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[東日本大震災から
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