全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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島根県田舎暮らしレポート②江津市桜江町 石州 勝地半紙 佐々木誠さん
 お昼に絶対食べるべき!と勧められた、旭温泉の「http://r.tabelog.com/shimane/A3203/A320301/32000036/" target="_blank

" title="すっぽんラーメン">すっぽんラーメン」がまさかの定休日だったので、早速しょんぼりしてしまったのですが、石州和紙の中でも、勝地半紙と呼ばれている和紙の唯一の後継者である佐々木誠さんのギャラリーがあるという、温泉や講演、神楽が上演されるステージが一体となった施設「風の国」に向かいました。
 ここで地元の特産品がたくさん入った日替わり定食が何と700円。この日のメインは、野菜の天ぷらで、甘みがあって美味しかったです。特にごぼう!

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 さて、腹ごしらえもできたので、レストラン・日帰り温泉の施設の斜め向かいにあるギャラリーへ。ガラリと戸を開けた瞬間に、優しい幻想的な光が目に写り込んできました。「和紙」と聞いていたので、正直驚きました。色とりどり、様々な質感の和紙でできたシェードがギャラリーの中を優しく包み込んでいました。

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 佐々木さんはUターンされた方で、和紙職人になろう!と強く願って帰った訳ではないそうです。帰ってみたら、地域には石州和紙、勝地半紙という伝統工芸があって、親戚の中に道具を持っている人もいたので、アートに関わる仕事・勉強をしてきたので、やってみよう、と始められたそうです。
 そして、NPO法人結まーるプラスが主催するツアーを通じて、移住された奥さまと知り合い、結婚され、二人で紙すきをし、このギャラリーを営まれています。本当は奥様にもお話をお伺いしたかったのですが、体調を崩されていたとのことで、お会いできずonz…。
 
 もちろん、ギャラリーには、和紙、レターセット、はがきなどもあるのですが、和紙を利用したいろんな小物やと雑貨が置いてあります。

  たとえば、和紙を壁掛けの額ぶちにしたもの。額に入れる程じゃないけど、ちょっと写真や絵を飾りたい時に、と作られたものです。売っているものは平面なのに、ちょっと四隅を折るだけで、立体的になります。

 これは思わず私も2つも買っちゃったんですが、両方の紐をほどけば、アコーディオンのようにも広がるし、片方だけ紐を閉じれば本のようにもなるし、ワクワクする優れものです!!今月末に友達の結婚式があるので、ちょっと自分でスクラップブックを作ってプレゼントしようと計画中です。

 これは、何と言えばいいのかタスペトリーみたいなものです。日光や電気を後ろに入れてあげれば、和紙の優しい光が部屋を優しく包む。この中に入っているのは、山で拾った落ち葉などだそう。入れるものは、紅葉とかいちょうが定番だそうですが、それじゃあ面白くないと、虫食いの葉っぱやいろんな里山の花や草を入れて、この世に2つとない作品を作られていく、それがとても素敵でした。内にはそんなオシャレな部屋ではないので、これはうまく飾れないと一目惚れしたのにも関わらず断念。

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 そして、ギャラリーの扉を開けた途端に目に飛び込んできたシェードもオーダーメイドで作ってくださるそうです。他にも、和紙を着せかえることができる電気スタンドなど、ワクワクするようなものがたくさんありました。

「伝統工芸の中でも、和紙は難しい」
そう、佐々木さんは仰いました。

それは、それ一本で生計を成り立たせられるか、というところにあります。田舎暮らし希望者の相談の中でも、伝統工芸職人になりたいと言う方もお見えになりますが、その職人さんたちの苦労を伝えます。何故、その産業が衰退して後継者がいなくなって、後継者不足問題が生じるか、といえば、やはりそれ一本では生計を成り立たせられない、外国産、大量生産された安いものに淘汰されてしまいそうになる中で、お金をもらいながら、技術を学べる制度があっても、その後いつまでもそれには頼れません。自分の力で販路を見出していけないとやっていけない。それはどの伝統工芸産業も抱える問題です。
それに加えて、和紙の場合の問題を佐々木さんは指摘されます。器(漆器、陶芸)や家具、熊野筆のような化粧品等と違って、和紙単体では、手紙や本などの「素材」のまま、「完成されたアート」ではないのだと。素材を「芸術」として捉えてもらえるケースは、他の伝統工芸よりも厳しく、やはり安いものに市場を奪われてしまいがちなのだと。
 
 なので、佐々木さんは、和紙に付加価値を付けるために試行錯誤を凝らしたそうです。その結果が、上記のようないろんな作品として完成させることでした。今までの経験を生かして、色んな作品を作り出しています。
 この仕事以外していないそうですが、やはり生活は楽ではないとのこと。それでも、勝地半紙が生業に、そして地域の生業になっていくように、試行錯誤を凝らしていらっしゃいます。

 写真を取り逃してしまったのですが、和紙でできた服もありました!
 え!紙で服が!!?と目を疑いました。
 触っても、丈夫そうなことが分かるくらいで、全然紙だとわからなかった。

 そもそも石州和紙、勝地半紙の歴史は古いのです。

 ※ご参考 勝地半紙について
http://iwamidonya.jp/makoblog/soliloquy/post_5.html 
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/syoko/sangyo/dentou_kougei/kougei/kougei_45.html

 ※ご参考 石州和紙について
http://www.sekishu.jp/kaikan/about.html


 そして、石州和紙は日本一丈夫で強い和紙なのだと教えてもらいました。それを糸にして服や小物を作ったらどうだろうか、と、佐々木さんは何と自分の頭で描いた糸をつくる機会を設計して、作り上げてしまったのです!
 その写真をお見せしたいのですが、今試行錯誤中ということで残念ながら写真はなしです。


 ぜひ、石州和紙で地域を盛り上げていただきたいです!


マコ佐々木さんの作品はこちらからインターネットで購入することもできます!
http://iwamidonya.jp/
Posted by ほしくみこ
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[日本をぐるり
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2011/11/15 00:13 | | edit posted by
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