全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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島根県田舎暮らしレポート①江津市桜江町結まーるプラスかわべまゆみさん
代休がそれなりに溜まっていたので、月に1度の田舎暮らしを知る旅に出かけました。
今回の目的地は滋賀県と島根県。
滋賀県レポートは、島根県レポートの後にアップするするので、まずは島根レポート。賞味3日間の旅でした。

日程はこんな感じ。

10月22日(土) 夜行バスにて東京出発
10月23日(日) 滋賀県田舎暮らしフェスタ参加(in長浜市木之本町) その後大阪に移動夜行バスで広島へ
10月24日(月) 広島着。島根県江津市桜江町
10月25日(火) 島根県川本町、飯南町
10月26日(水) 島根県浜田市、大田市石見銀山 夜行バスで東京へ


広島ではレンタカーを借りて、島根を目指しました。

最初の目的地は、江津市桜江町です。島根を良く知りたいと強く思ったのも、今年の冬、福島県の移住交流担当者の研修会で、地域づくりにNPOで取り組む1人の女性に出会ったことがきっかけでした。その方のお名前はかわべまゆみさん。きっと移住・交流業界の中では、お名前が知られている方だと思われます。
 実はそのお会いした時のインパクトと地域、社会に対する姿勢・思考にとても強く惹かれたのです。一番、がつんとした言葉が「宇宙市民」という言葉。その時のことは、ブログに書いておりますので、こちらの記事をご参照ください。(笑)
 中国道、浜田道を利用して、島根に入りました。実は、今までの中国地方の旅は主に沿岸部を電車を利用して回っていたばかりだったので、中国地方の山間部に入って行ったのは今回がほぼ初めてでした。まず、中部や東北地方と違って、山が高くありません、そして、さほど高くない山々が続いて行く。そして、高速道路はわりと高い場所にあって、空・雲も近いので、空の中を走っているようなふわふわな感覚でした。映像の中でしかみたことはありませんが、中国(chinaの方)の山あいを走っているようなイメージです。
 帰りは島根の石見銀山~広島まで下道で戻りましたが、こちらも石州瓦という赤い瓦が連なる集落があちらこちらに見られ、さほど標高がない山の麓に集落、川が広がる、日本昔話に出て来るような風景でした。同じようなルートを通っているのに、上から見るのと下から見るのでは全然景色が見えて来ることが面白くて、ついきょろきょろしてしまいました(←危ない)。山地といえば、「山越え」を想定しがちな東日本出身者でしたので、思いのほかスムーズに島根県入りができました。
 旭ICで高速道路を下りて、向かうは江津市桜江町の川戸駅。江津市役所の桜江支所が目の前にある川戸駅は、数年前に無人駅となりました。かつては国鉄の駅があり、駅員さんも何人かいらしたそうですが、人員削減で一人、また一人と減り、12年前に無人駅となったそうです。この無人駅を、旦那さんのUターンに伴い、Iターンしてきたかわべさんが「もったいない!」と、(当時はまだ合併していなかったので)桜江町長に、使わないのであれば利用させてくれないかと掛け合ったのです。きっとキラキラした、ワクワクした目で訴えかけられたんではないかと思います。それは、かわべさんのお人柄からも、そのお話をして下さっている時の表情からも伝わってきました。きっと、その目で訴え掛けられたら、大抵の方は心を動かされるんじゃないでしょうか。(組織となるとまた別の場合もあると思いますが)
 かわべさんの発した想いは、町長を動かし、その想いは旧国鉄に届けられました。そして、地域の人の憩いの場となるべく「さくらえサロン」としてスタートされたそうです。定住相談だけでなく、地域の方にとって必要な場所です。
 さくらえサロンの紹介はこちらから
 http://www.tm-21.com/genki_kigyou/imainet/genki_kigyou_imainet.html
 http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/0412/html/t07.html
 http://www.hurusato.net/m/yui-mar/MyPage/


 「何のための定住支援か」

 これはここ二年近く、定住・移住と関わるようになって、自分の心と頭にひどく深い杭を打ち付けられたように、大きなテーマになったと思っています。そして、それは初めてかわべさんにお会いした時の「宇宙市民」という言葉で、大きな一歩を踏み出して、今回島根に来て、それが何か、自分なりの答えに、自信が持てたように感じています。

 今回、江津市桜江町に足を運ぶことを決めた理由は、とある研修会でプレゼンターとしてご一緒させていただいたかわべさんが、冒頭で仰った「田舎暮らしは笑いが止まりませんわ」と仰った言葉でした。かわべさんの目を通して見える世界、地域、ヒト、モノ、コト。それを感じたかったのだと思います。かわべさんは2008年の日経WOMANのウーマンオブイヤーにも選ばれた方です。それは重要じゃないのですが、その称号を得るに至った経緯、地域を巻き込んだ地域活性の中身や、その情熱に突き動かされたその田舎暮らしを知りたかったのです。
 恐らく定住担当者の半数近くはそのお名前、もしくはNPO法人結まーるプラスという言葉は御存じなくらい先行事例となる地域です。今回、桜江町に足を運ぶことを決めた際にも、仲の良い方々にその話をすれば、「ああ、あそこ」という言葉が返ってきました。そこで、最近は定住支援はあまり力が入っていないみたいだよ、という言葉も合わせて返されました。
 定住支援では、行政主体の場合、属人になりやすいので担当者が変わればぐんと支援が良くなるところもあれば、失速するところもあります。NPOの場合、NPOの方針が変わらない場合、人も行政のように3年とかで変わることもないので、一定の支援ができるケースが多かったので、疑問に思っていました。

 NPO法人結まーるプラスの活動には、攻めの活動、守りの活動があります。このいずれが重要か?なくてはならないものはどちらか?という問いに対しては、本来は地域の人が主体である以上、「今住んでいる住民を、地域を、守るための活動」があってこその攻めの活動になるのです。

 これは夜に開いていただいた交流会でされたお話です。詳細はカットしますが、NPOで企画した体験ツアーに参加された方が移住して子供が生まれて、賃金は何とか生活が成り立つくらいの金額ですが、地域の方とも溶け込んで、お金はなくとも、地域と一緒に暮らしを楽しんでいらっしゃったそうです。桜江町は、**年に合併をしました。そこで、行政サービスも変わり、スクールバスが有料になりました。地方では公務員等が一般的な家庭、そして、近くに家族もいれば家も持ち家。けれど、移り住む人は賃貸や家を購入しているので、一般的な方が移住する場合には資金繰りが大きなネックに。地域に入る以上、税金を納められる方に入ってもらいたいと思うのも事実ですが、その一方で地域の一員として受け入れ「た」ならば、地域の人として、地域の人を守ることも、また行政に科せられたものであるという想いに、とても心を打たれました。そのご家族は結局地域をはなられてしまったそうです。
「何のための移住支援か」
「地域に居る人たちの幸せが実現できなくて、守りもせず攻めの活動に力を入れるのか」
ひどく心が打たれました。
 だから、自分は定住支援ではなく、NPOの他の活動である守りの活動、その他の攻めの活動に力を入れられるのだと。移住する「前」の支援ではなく、移住した「後」の地域に馴染むためのコミュニティの創出「さくらえサロン」の他に、地域住民としての悩み・苦しさまでに目を向けて、この状況であれば、まずやるべきことは違う、といえるビジョンをお持ちの、地域の行政、移住支援を行うNPO等はどれくらいあるのだろうか、と深く深く考えさせられたのです。きっと、私自身が「移住後の支援が定住のカギです」といいつつ、地域に馴染むためのコミュニティの創出の部分くらいしか言えていなかったんではないかと反省しています。

 おそらくいろんな話を包み隠さず、ババンとブログで紹介したいのですが、多分何万字になっちゃうようなほどまとめる能力がないので、ひとまずこのくらいで止めておきます。かわべさんの熱い想いは私の言葉では語り尽くせないです。
 けれど、かわべさんの言葉が、間違いなく私の移住支援、移住相談の対応、地域と向き合う際の、忘れてはならない、大切なことに気づかせてくれました。
 福島を想って泣いてくださった涙、移住支援を通じて本当に成し遂げたいビジョンはなんなのか、田舎暮らし業界は「競争」になっていくのか、そもそも「競争」という認識があっているのか、いろんな話をしました。
 
 改めて、自分が移住交流支援を行う上での根本、そして移住交流支援をする上で、何に気をつけていかなくてはならないかを気づかせていただきました。本当にありがとうございました!

 福島の移住交流担当者向けの講演会でお会いした私たち。
 広島と島根は隣り合っていることもあり、「ひろしまね」というキャッチフレーズで一緒に頑張っているそうです。会津のお酒や食べ物も好いてくださっているかわべさん。福島と島根で「ふくしまね」も良いよねと仰ってくださいました。今週末と来週末、除染ボランティアで福島に入るので、福島のお酒と馬刺しとお野菜を詰め合わせセットでお送りしたいなと思います!!

 次の記事からは、かわべさんから紹介頂いて、まわった島根県内のUIターン者レポートなどです!!今週金曜までにアップするぞ~。(盛りだくさんで本当に書くのが大変です。w)
Posted by ほしくみこ
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[日本をぐるり
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