全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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田舎暮らし体験ツアー_in石川県穴水町
だいぶ遅くなってしまったのですが、夏に石川県内の田舎暮らしに力を入れていらっしゃる地域を回らせていただいた際のレポートをアップします。

◇珠洲市
※準備中

穴水町

白山市

加賀市


半島の暮らし、里山の暮らし、山間部の暮らし、また、移動する際に見えた地方都市での暮らしなどを感じることができた時間でした。

詳細は各記事からご確認ください。


いま、穴水町、白山市、加賀市では、体験企画も実施されています!



さて、この週末は石川県穴水町に再来訪いたしました。
能登半島絶景!

能登半島1


穴水町には、民間の会社さんが分譲している「椿崎」という地域があります。能登半島の内浦(湾内)にある水辺のこの場所は里山でもあります。

日本海にありながら、白波が立たないこの海は磯臭さもなく、波の音もしない、静かな静かな里山と海と満天の星が楽しめるリゾート地なのですが、金沢市からだけでなく、関東県などからも多くの人がここに定住している地域でもあります。

そして、能登地震をきっかけに、地域住民による町内会も発足しています。そして、基本的に、町内会の皆さんは移住されたみなさんです。今回はこちらの町内会と穴水町役場が協力して実施された体験ツアーに参加させていただいたのです。

メニューは下記の内容です。
・能登湾クルーズ
 →移住された方が運転する船に乗って、能登湾を周遊
・移住者のお宅訪問 4軒
 →二地域居住、自給自足、ヨット・趣味を生かした暮らし、食にこだわる生き方
・交流会
 →移住者が育てた野菜、釣った魚などを囲んで、地域の方と参加者が交流
・地元ワイナリーの見学

その他、希望者には海に面した星空が眺望できる露天風呂(天然温泉)や地域の皆さんのコミュニティの場の足湯の利用や、空き家の見学などもありました。

能登半島2

能登半島3 天然温泉 
こちら天然温泉露天風呂 絶景すぎます

1.移住者のお宅訪問

→何と、移住者のお宅訪問は4軒。
4者4様の暮らしです。

川端さん:
川端さんは金沢市からの移住。
初めは椿崎に通っていたそうですが、ご主人と一緒に居を移したとのこと。参加者の質問の中で、「どうして移すことにしたのか」という質問に対して、川端さんは「どこに終の棲家をするか」ということを考えたと、強く語ってくださいました。
そして、その終の棲家として、穴水町の、椿崎の環境がとても良かったとのこと。

今回、夜の交流会や朝食で出していただいた料理のほとんどが、前述の通り、地域の皆さんが「釣った」「栽培した」「収穫した」ものばかりです。

その料理の中心を担っていらっしゃったのが、川端さんです。
初めにお宅に訪問した時に、川端さんは「今日は安全・安心な食を提供します」とおっしゃってくださいました。

お宅訪問で頂いたのは、自家製の干し柿に、干し柿のパウンドケーキ、そして、ご自身が育てられた何種類ものハーブが入ったハーブティでした。ハーブは草の生のままポットに入れられ、とても香り豊かなものでした。

川端さん1

川端さん2

川端さん3


朝食でいただいたもずくのお味噌汁も、そこで取ったもずくに、マメから無農薬で育てて、自家製で作ったお味噌のお味噌汁。
また、移住者の方が釣ったマメあじを、岩塩でご自身で干物にされたりとか、とにかく作った人・釣った人がどれも分かるようなものばかりでした。

家の裏にはさほど大きくない畑がありました。だけど、所狭しとたくさんの種類の野菜・ハーブなどが植えられていました。

川端さん4


自分の口二入るものにとことんこだわる。
そして、今回もそれを人に提供できる、自信を持って言えることの素晴らしさを実感しました。

歩いて移動中のひとこま。やっぱり良い眺め。
川端さん→

続いてお伺いしたのは、座間さんというご夫婦で東京と穴水を行ったり来たりしている座間さん御家族。
ここは椿崎地区の中でも最も高台にあり、その眺望は素晴らしいものでした。

2けんめ1

2けんめ2


二地域といっても、お盆や年末年始等に長期滞在をされるのが主な用途。その場合には、ご友人やお子さん、お孫さん等多くの方が訪れるそうです。

ウッドデッキの他に、展望台もあり、穴水の海、能登島などが一望できます。ここから誰が釣りに出たのかも分かるので、誰か仲間が釣りに出れば、「釣れたかい?」など電話をして、その後その釣った魚をアテに酌を酌み交わすこともあるとのこと。

時折訪れるタイプの方でも、こうして地域のみなさんと緩やかに繋がって、訪れた際の生活をより楽しむこともできる環境がここにはあります。


能登湾クルーズを挟んで、次に伺ったのは中山さんのお宅です。中山さんは7月に穴水町に足を運んだ際に、役場の方と区長の山崎さんと一緒にお話を伺った方の一人です。

ヨットが趣味の中山さんは、沖縄を始め全国の地域を見た中で、この椿崎に決められたそうです。ヨットがご趣味で、釣りはしないけれども、釣り好きな方が多いので、釣りはしなくとも新鮮な魚をたくさん分けてもらえるとのこと。
奥さまは絵を書かれており、お宅の中は奥さまが書かれた絵がたくさん飾られており、まるでギャラリーのようでした。
そして、かわいいニャンコがたくさんいました。家の中にも外にも。合計、10匹以上はこちらのお宅で見たんではないかなと思います。

移住者が移住者を引っ張ってくるというのは良く聞くお話で、中山さんの従姉妹も、この場所を気に行って移り住んだそうです。そして、少し前にそのイトコの息子さんも移り住んだとのこと。

良いことも悪いこともざっくばらんに話してくれる、また移住する前に何度もその地域をご自身で体感できる環境があるのはといても有り難いお話だと思います。
それがないと言って悲観することはなく、前者であれば今回のような移住体験ツアーで地域の方と仲良くなって通わせてもらったり、後者であれば穴水町の椿崎にある【ちょい住み】体験施設という自炊できる短期滞在施設を利用するなど、いくらでも方法はあるので、いろんな情報に目を光らせて欲しいなあと思います。


四番目に訪問したのは山崎さん御夫妻のお宅です。こちらも二地域居住ですが、座間さんとスタイルは異なります。週の半分は椿崎に通う形です。もう一つの生活圏は金沢市。金沢市からここまでは約1時間半。行ったり来たりするには適度な距離です。

その理由は2つ。やっぱり田舎だけでも飽きてしまうし、都会だけでも飽きてしまう。もちろんそう言う方もいらっしゃることでしょう。その方々にはこの生活の在り方は魅力的なものなんじゃないでしょうか。
そして、老後の心配。医療や車が乗れなくなった時のことなどを考えると、金沢の家を処分して、こちらに生活の拠点を絞ることは考えていないそうです。

二地域居住はお金が掛かるものかといえば暮らし方次第で、自給自足に近い生活も可能です。

実際、山岸さんのお宅には広い庭があり、何十種類もの果物などの木々が植えられていました。秋は栗に柿にイチジクに、季節を感じるお庭でした。 

山岸さん1


その他にも、たくさんの地域の方と交流させていただきました。


能登湾クルーズは、豪華クルーザーではなく、漁船に乗せていただき、超高速の湾内の回遊の旅を楽しみました。
風も波も穏やかな湾内を船がすごいスピートで駆け抜ける。能登島近くでは野生のイルカも見ることができるそうです。他にもヨットを楽しんでいる方などもいらっしゃって、今まで見てきた太平洋とも日本海とも違った景色と海を体感してきました。

クルーズ1

クルーズ2


やはりこれだけ海が近いと、釣りやヨットが趣味で移住される方が多いようですが、もちろん船を持っている方ばかりという訳でもありません。波止場で釣り糸を垂らせば、真タコやアジなど、いろんな魚介類も取れるとのこと。
最近移住された(お母さんが先に移住、その後息子さんが移住)方も、生きていくために食をどうするかについては、ここなら何とかなると思うと仰っていました。実際、東京に運ばれる間に鮮度は落ちる訳だし、仰るように旬のものをその土地でその場でいただくことは、お金では見えない価値だなあと感じます。

他にも、無農薬で畑を作っている人もいます。
そして、無農薬栽培のいも掘り体験
景色がよい。

いもほりとうみ1

いもほりとゆうやけ

夕暮れも素敵だった。



実際、前述の通り、夜の交流会や朝食で出していただいた料理のほとんどが、前述の通り、地域の皆さんが「釣った」「栽培した」「収穫した」ものばかりです。

つまり豪華食材が並ぶ中、そこまでお金が掛かっていない。(何十匹、何十杯もの魚やイカを釣ったりするのは大変だったと思いますが)

交流会2


交流会は(多分)能登の特産品の七輪を使って、地元の人が作った、釣った食材での交流会。なんと町長さんもご参加です!移住の疑問点、こんな暮らしがしたい、こんな暮らしが実現できているなど、ざっくばらんな話がいたるところでなされていました。

交流会1


ただ、準備をなさっていたお母さん、役場の方は大変そうでした。また、食材が食べきれなかったのが申し訳ないと思うほどのたくさんの料の料理が並んでいました。
地元の方だけではご準備が大変なので、料理にこだわっている移住者の方も多いので、キッチンなどが広ければ、一緒に作って、コミュニケーションを測る時間にしても良いのかもしれないと感じました。
不便さ、大変さ、その中にある喜びをシミュレーションする、それも大事ですよね。

朝ごはんも、近海で採れたアジをご自身の手で岩塩を溶かして干物にしたものや、マメから自家製のもずくのお味噌汁、卵焼き、大根の煮物、冷ややっこ、竹の子の煮物、漬け物など、夕食さながらの豪華メニューでした。


ここはリゾート地。定住する人もいますが、気になるのは他地域との繋がり。
定住された方からお話を聞くと、やはり周囲の集落の方からは「何でこんな何もないところに来たんだ?」と疑問を投げかけられることもあったそうです。

その【何もない】ことが良いものだと、それが当たり前にある人たちには特別な、貴重なものだと気づきにくいものです。それはいたしかたないものです。自分たちにとっては、それは【日常】だから。

夜の交流会で、司会をしていた定住者が「灯りを消してください。そして、空を見上げてください」と言いました。その場に居合わせた誰もが空を見上げた。
この地区の僅かな街灯の他に、見える灯りは本当にごく僅か。
手が届きそうなほど近いこの空に圧倒されました。

星が綺麗に見えること、新鮮な魚や野菜を自給自足できること、空気が美味しいこと
それはかつて当たり前のものであって、今そうでない場所にするんでいる人の方が圧倒的に多いのだと思います。



最後に、能登ワインのワイナリーを見学させてもらってから帰りました。
ここは「生ワイン」にこだわっているとのこと。瓶の底がくぼんでいるワインが、生ワインだそうですよ!マメ知識!!
ここは牡蠣の産地であり、冬には牡蠣が食べられる「まいもん祭り」が開催されます。牡蠣の悩みはその殻。ここのワイナリーでは、牡蠣の殻を肥料として、ブドウ畑に巻いているそうです。


帰りは、加賀屋さんで有名な七尾市の和倉温泉、兼六園近くで和菓子作り体験、花咲くいろはで有名になった湯湧温泉を回ってから帰りました。

いや、本当に良かったです!
Posted by ほしくみこ
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[日本をぐるり
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