全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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放射線除染ボランティアレポート その3
次に、お父さんの案内で、娘さんのアパートへ。


◆◆◆課題その7◆◆◆


不動産屋さんには連絡の上、同意は取り付けているとのことだったが、アパートの外に水道の蛇口も、電源もない。

これが壁となって、ここでは放射線量を測るに留まった。

集合住宅の場合には、どこまでの同意を取り付けるか、そしてその調整を誰がするのかも大きな課題になりそうな気がする。

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帰り道、国道4号を南下して郡山のふくしま除染委員会の事務所を目指す。線量計をお借りして、その数値を眺めながら、外の風景を眺める。


―ホットスポット―


いろんなニュースでも良く耳にしていた言葉。


おおよそ、0.50~0.80μSv/hくらいの間を主に線量計は動き続ける。
もちろん、0.15μSv/hとか、0.38μSv/hとかそんなに高くない数値ももちろん出ている。
けれど、局地的に、1.0μSv/hとか2.0μSv/hマイクロシーベルトが出るところもあった。

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課題としては、地域住民の中にはこうしたホットスポットの存在を知らないことも多く、かつ知っている・こうした活動をしている人たちは、平時より2倍くらい高くても、***に比べたらまだ全然低い、と感覚がマヒし始めてしまうことも一つに挙げられるのではないだろうか。


福島市~東北本線~郡山市と電車で向かったが、マスクや長袖を切るなどの対策をしている人は、駅前・駅中、電車内に思ったより少なかった。
だから、こちらも安心してマスクを外してしまうこともある。そうした意識のズレも怖い。

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事務所がある郡山に戻り、代表の滝田さんが見せたいものがあると、蔵の横の雨どいのところに線量計を置いた。
みるみる数値は上昇し、40μSv/hを超えた。


そこに置かれていたものはもう一つあって、「積算線量計」。
今、福島県内の子供たちがバッチのように付けたりもしているものだが、空気中のその瞬間の線量を測るものではなく、これまでに積算された線量を測るものだ。
これを置いたのが1週間前、国が今定めている基準値である20μSv/hを、あと1週間もあれば超えるだろうと滝田さんは仰った。

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最後に事務所でお茶を頂きながら意見交換。

始めた当初は、防護服を着込んで、ぞろぞろと公園などの除染作業に当たった。
仰々しい格好にしたのは、それだけまずいのだと、地域の人たちに意識付け、地域のみんなにも行動して欲しかったからとのこと。
公園は公共スペースにあたり、行政職員ともぶつかることも度々あったそうだ。


だからといって、行政が何かしてくれる訳でもない。
そうした中、子供たちが住みやすい環境をつくるのは誰がすると言うのか。


これはきっと悲痛な叫びだ。
代表の滝田さんご自身も30代。放射線は怖いが、誰かがやらなきゃ変わらない。

私がボランティアに行きたいと連絡した際にも、まだ若いだろうからと、私の身を案じてくれた。
おそらく、これに月に1回参加しても、年間1㎜Sv/hは超えないだろう。福島の会津に帰りたいし、いずれ帰ることも視野に入れているが、まずは被災地と被災地外を繋ぎ続けられる今の状況で、自分にできうることをしたかった。

ただ、ふくしま除染委員会のみなさんが了承をしてくれても、地域の方からは「若い人に作業をさせている」という目で見られることもあるそうだ。

地域住民とのギャップっていうのは、こんなところにもあるのだ。


また、メディアもこうした活動はあまり大きく取り上げない。
一度川俣町にある小学校の除染の依頼があり、取材に来て欲しいと声を掛けたところ、キー局の取材が一つ入ったが、オンエアされることはなかった。地元テレビ局も無の礫。地元新聞社からの取材もあり、それは掲載されたが、除染活動のレポートではなく、そこの現場に地元のピザ屋さんが、ピザを差しいれしたという内容で、活動を広く知らしめるものではなかった。

広報活動は、スポンサーや協力者、ボランティア、地域住民の意識を変えて行く上でも重要なことだ。
大手メディアの東電がスポンサーであることがここにも大きく影響しているのだろうかと邪推してしまう。


この場には、福島在住者・出身者は3人。(郡山市、古殿町、会津若松市)

ニュースでも知られているだろうけれど、放射線はうつるとの誤った知識から、福島県が差別されている例を、私も母の友人などを例にブログで紹介した。
その後、それは本当なのか、そんな訳ないというメッセージ等も頂いたけれど、私も母の友人に会って、直接その話を聞いた。
そして、古殿町から参加された男性も、自分の知り合いだけでもディズニーランドの駐車場で、そのまま走行することができないほどカラフルに酷い言葉を車にスプレーされた。埼玉でも同様なことがあったなどの話があるそうだ。

こうした被災地以外への理解の徹底も必要なんだろうけれど、きっとこればっかりはなくならない。

4月に南相馬市の桜井市長にお会いした際に、こうした状況は「今の日本の国力、戦後の日本の教育の結果なのだ」という。
資本主義経済、利己主義を刷り込まれている人々が、全体の利益、本質を見抜き、全体のために自分に何ができるのか、どう判断すべきか、俯瞰して見ることができる人は一体どれだけいるんだろうか。

教育とか、メディアとか情報の取捨選択とかの話に広がりそうなので、いったんここでレポートを終了します!
次のブログは、除染活動集です。

参加できなかった7月4日の作業は、盛りだくさんだったようです。
他にも学校から要請をうけて、除染活動も。
こちらから閲覧できます。
http://ameblo.jp/utsukushima-mission/entry-10938107464.html




7月後半か8月前半に、また参加しようと思います。
その時には一緒に行くボランティアメンバーを募る予定なので、また具体化するときに告知メールします!!


滝田さんをはじめ、ふくしま除染委員会のみなさまありがとうございました!

また、頑張ろうという気持ちがわいてきました!!
Posted by ほしくみこ
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[東日本大震災から
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