全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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放射線除染ボランティアレポート その2
除染にも、除染する場所場所によって除染の方法は異なる。

<田畑、校庭>
田んぼや畑などの土が見えているところは、表面の土を取り除くことでそれなりに効果を出している。

<道路、コンクリート等>
高圧洗浄機を使い、ミセル化によって放射線を包んでくれる、「界面活性剤」入りの洗剤を使ってブラッシングして、洗い流す。

ミセル化



今回は後者のケース。


今回は家の庭先・門前と井戸周辺の二か所。
井戸周辺には水を流すための導線があるのだが、門前の排水溝は長年掃除をしていないこともあって詰まっていて、なかなか水が流れない。いくら除染しても、その除染水をちゃんと流さないと、放射線はそこから動かない訳だ。

仕方なく、みんなで下水路まで必死にブラシや箒を使って掻き出した。


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作業のポイントは
高圧洗浄機を使うための
・電源を借りれる環境下にあるか
・水道を使用させてもらえる環境下にあるか


だ。蛇口の形や、電源・水道の使用許可の取り付け、そこと作業場所までの距離などが影響する。



◆◆◆課題その4◆◆◆

次の気になる点は、作業終了の基準がいまいちわからない。
ぱっとみ、普通の「掃除」と変わらない。
だから、「終わり」がどこなのか認識しにくい。色が付いている訳でもない。それに、0になるということはないから、どこまでやるべきか、の判断が難しい。
作業を依頼した方も、ボランティアで除染活動んに参加する方も。





実際に作業を進めて行くには、線量を測ることでしか効果の測定ができない。


ふくしま除染委員会では、線量計を寄付いただいたそうだ。
しかし、7、8万円もするものをポンポン寄付してくれる人はいない。
活動を広げて行くには、この線量計をどう確保していくかも重要になる。あと、もちろん高圧洗浄機やブラシやホースなどの他の備品も購入したりしなくてはならない。

といった点で、次の課題は資金・スポンサーだ。



◆◆◆課題その5◆◆◆


ボランティアに行く前に、代表の滝田さんから電話でいろいろと伺っていた。

除染活動に注力したいものの、お金がなければ継続していくことはできない。
なので、現在スポンサー探しに時間が取られているとのこと。

機材、備品などの提供のほか、こうした機材や現場まで行くためのガソリン代などのために、現在支援金の受付も行っているので、行くのは不安だけど何かしたいと言う方がいればぜひよろしくお願いいたします。

http://ameblo.jp/utsukushima-mission/


この辺も、多分協力できるポイントだなと思った。


作業を終え、放射線量を測り直してみたところ、1μSv/h台に下がった。
およそ5分の1~4分の1。


準備に時間は掛かったものの、1時間くらいの除染作業で、これだけの結果が出るのには驚いた。

確かに、まだ放射線は出続けていて、雨が降ればまた放射線量はそこに蓄積されるので数字は上がってしまう。だけど、そこに溜まらないように、日々気をつけることで放射線量は下げることができる。



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意外に疲れないじゃないか、と思ったけど、しっかり翌日の今日筋肉痛が来た。若いのか、若くないのか。

特に、昨日も真夏日。炎天下の中、帽子・マスク・ゴーグル、放射線が付着しないようにレインコートなどを身に付けて作業をすると、結構体力と水分を奪われる。

これからの季節、さらに作業は厳しくなるだろう。
今現在、放射線量が高いところは主に中通りの盆地。
盆地はとにかく夏暑いのだ。
熱射病にも十二分に注意する必要があるだろう。



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娘さんの実家の作業を終えたところで、おばあちゃんがキンキンに冷えた青森のリンゴジュースをくれた。
すっごく美味しいし、こうした善意がものすごく嬉しい。





◆◆◆課題その6◆◆◆

さて、このお家での最後の問題。
一般的な井戸の深さは8M(だそうだ。知らなかった…)。

現在、地下水の汚染は確認されていない。
けれども、これももしかすると「ただちに健康に影響がでない範囲」だ。
この場合、地下に浸透していくのに3年は掛かるそうだ。
その時、どんな値が出るのか、そして、地下水しか生活用水がない場合、その時はどうするのだろうか。

まあ、その時上水道もその地域で出来ているので、単純に水道水を使えばいいじゃないかという話にもならないかもしれないし、上水道の整備もしなきゃいけなくなる訳で、今後の課題も大きい。


Posted by ほしくみこ
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[東日本大震災から
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