全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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放射線除染ボランティアレポート その1
今回は、放射線除染ボランティアレポートを3~5回に分けてレポートします。
動画とかも入れて、少しでも現状が伝わるよう頑張ります!!




金曜日の夜、仕事が終わってから何とか9時半に家に帰って、お風呂と準備をして、12時新宿発の夜行バスで福島に向かいました。


今回の目的は、福島県内でも放射線量が高いと言われている郡山市で、「ふくしま除染委員会」という名前で、子供たちが住みやすい街に戻していくために活動されているボランティア団体の活動に参加させていただくことです。

これのきっかけとなったのは、6月2週目にNPOりょうぜん里山がっこうのみなさんと意見交換をしたことで、「除染」という意識がめばえたことにあります。

その時のレポート
http://agreenqoostar.blog129.fc2.com/blog-entry-604.html



クリーンな福島、というような意識を

県内の方が
県外の方が
世界の方が

何の努力もパフォーマンスもなしに思えるようになるには、なかなか難しい。


そう意識を変えるための前提が、「除染」なのではないかと思いました。

一部の地域ではボランティアセンターが終了し始めている現在、これからのボランティアのあり方として、「除染」も一つのテーマになるのではないかと考えて、

・まずは除染ボランティアがどんなものなのか、を自分の肌で感じる

・除染ボランティア活動をされている方がたの悩み・ニーズ・現状を知り、共有する

・これから、被災地以外に望むことなどについて意見交換などを行う

この3つを主に知るために、行ってきました。




◆ちょっと話は逸れて、意見交換
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作業は午後からとのことだったので、郡山市の北部、約鈍行電車で1時間に位置する福島市まで行って、福島県庁の移住定住の前任の担当者の方と意見交換も行ってきました。

担当の方は、保育園、幼稚園、小学校、中学校の大先輩であります。

こちらでも、福島市内で除染活動に取り組んでいる方の情報を教えていただきました。


パセオ470 市民の手で放射能除染作業
http://www.fmf.jp/blog/20110622-253.html


福島市にあるパセオ商店街。昔は友人と時々飲みに出かけることもあったところ。

そこでは、お店の人たちの顔まで見える関係ではなかったのですが、商店街の方がたが中心となって、高圧洗浄機を使った除染、表面土の入れ替えの上ひまわりの種を植える活動をされています。
まだ1回しか活動はされていないとのことでしたが、継続して活動を行うそうです。

その後は、グリーンツーリズム、子供の教育旅行、福島食材と東京の飲食店コラボ企画について、ご相談させていただいて、支援の幅も、今取り組んでいる支援活動の中身もより深いものに出来そうな見通しが立ちました。





◆放射線について
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そして、東北本線に乗って、約1時間かけて郡山市に向かいました。
瓦は落ちてブルーシートが掛かっているお宅もちらほらあるけど、いつもの風景―。


放射線は見えない。
だから、本当に被害を受けているのか分からない―。
だから、いつもの日常だと信じてしまう、信じたくなる。

そう思えるほど、緑も田んぼも溢れるいつもの福島の風景でした。



◆ふくしま除染委員会のみなさんと合流
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「ふくしま除染委員会」の滝田さんが郡山駅まで迎えにきてくださり、そのまま現場に向かうことになりました。
http://ameblo.jp/utsukushima-mission/

「今日は福島市で作業なんです」

・・・

ええっ!!
つい1時間ほど前まで居りました・・・(笑)

情報共有って大事ですね。
気を取り直して、ボランティアレポート。


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この日、除染活動をする人数はは私を入れて5人。
車の中には4人しかいなかったのですが、もう1人は機材を軽トラックに積んで、すでに現地に向かっているとのこと。

皆さんの普段の生活圏は
発起人の滝田さん:郡山市
気仙沼やここで既に数カ月ボランティアとして活動している青年:岐阜県高山市
普段は学習塾を開いているマダム:静岡県
水道とか電気工事関係の仕事をしている男性:福島県古殿町

私、意外に近い・・・。
ちょっとびっくりしました。



◆◆◆課題その1◆◆◆
まず、思ったのは地元の人がそんなに参加していない。

もちろん、活動日は平日もあり、活動日のカレンダーを見てみると、活動日はたくさんあった。
けど、もっと自分たちの地域を何とかしようって、動く人はもっといるのかと思っていた。

ボランティアメンバーは固定なのかと聞けば、そうでもない。
入ったり、抜けたりしている理由は、放射能の現状を知れば知るほど、みんな怖くなり、なかなか定着していない。

滝田さんたちも、最初は防護服に身を包み、パフォーマンスもかねて公園などの除染活動にあたったそうだ。理由は、地域の人たちにも危険なのだと、自分たちで地域をきれいにしていかねばならないのだと意識づける意図もあった。

しかし、まだ地域のあちこちで声が上がるほどまでにはなっていない。


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<依頼内容>
この日は、福島市内に住む若い女性(子供あり)から、家の周りの放射線量の測定と除染活動。
依頼者は、親や祖母が暮らす同じく福島市内の実家と自分が暮らすアパートの測定と除染を希望していた。
まずは指定された実家の方へ向かった。


◆◆◆課題その2◆◆◆

現場での、まず一つ目の問題。

依頼者は娘さん。
しかし、お仕事のため立ち会うことはできないとのことだったのだが、事情を実家のご両親が知らなかった。ここで説明に手間取る。市役所の職員でもないし、確かにあなたのお宅の放射線量を図って除染します、とか、ヘタをすると怪しい人になってしまう。

(期待も込めて、放射線詐欺とか、悪徳リフォームみたいな感じで出てきませんように・・・)

何とか意思疎通ができて、放射線量を図ることになった。


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◆◆◆課題その3◆◆◆

続いての問題。

お父さんは多分、50代後半。
その家にいたおばあちゃんも70代くらい。

「若い娘さんは心配するだろうけれど、ただちに影響が出ない、30年後に影響が出ても、自分たちがそのころに影響が出てもなあ」と、そんなに気にしていない様子だった。



正直な話、これは福島県内の他の地域のみなさんと話をしても、似たような話をたくさん聞いている。

ここで、若い世代と中高年世代での意識のずれなどを感じる。
ここの家に限ったことではなくて、家族間でも意識の相違はる過程は多いのだと、除染委員会の方にお伺いする。



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2011070301.jpg

2011070302.jpg


雨どいや井戸や水がたまりやすい場所などに、線量計を置いてみると、高いところで4μSv/h。


ご存じない方もいるかと思うので、放射線は雪のように積算される。

だから、報道されている空気中の放射線量だけじゃなくて、雨どいや水が溜まりやすいところ、苔が生えているところなどに線量計を近づけてみると、数値が一気に上がる。


この家のご主人は、この辺りの家はみんな地下水を使っていると教えてくれた。
うちの実家もそうなのだが、結構上水道がないところも、地方にはまだ多い。
そして、そうした家庭は大体地下水を使っている。

余談だが、日曜日に実家に帰って地下水飲んだけどやっぱり冷たくておいしい。
地中は水道管と違ってそこまで熱されないので、一定の水温が保たれる。
だから「夏冷たくて、冬温かく」感じる。

だから、生活水である井戸があるあたりの線量を測って欲しいとのこと。ちょうど、そこは水汲み場になっていて、生活用水を川に流しやすいように、周囲よりも低くなっており、雨どいからの導線もある。

実際に測ってみたところ、4~5μSv/hという数値が出てしまった。



そして、ここを「除染」することになった。


(レポート2へ)
Posted by ほしくみこ
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[東日本大震災から
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