全国の田舎大好き女子です。 普段は、田舎暮らしアドバイザーとかしていたりしていなかったり。
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Posted by ほしくみこ
 
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「第二の人生は小さな起業と2地域居住」の岩佐さん
1月にあった会津の田舎暮らしセミナーで、北塩原村で2地域居住を実践されている岩佐さんがゲストスピーカーで登場された。


たくさんお会いした田舎暮らし実践者の中でも、岩佐さんの話は聞いててとてもわくわくさせてくれる。たくさんのことに気づかせて下さる方です。


ほっんと、私の表現力じゃ伝わらないことばっかりですが、こんな第二の人生踏み出したい!と思わせて下さるお話なので、ちょっとご紹介。



テーマは「第二の人生は小さな起業と2地域居住」



岩佐さんは千葉県出身、鉄道職員として若い頃には登山などを楽しみ、40歳の頃に岩魚釣りと出会い、田舎暮らしの魅力に取り付かれた。

そして、釣りのためのベースキャンプを探していて、長野や山梨にも探してみたが、なかなか手付かずの自然が残っていない。そうしていろんな地域を探しているうちに、福島県の会津地方と出会った。


初めに探したのは田島や只見。古民家を買って、自分で直して、ベースキャンプにしようと、47歳の時に古民家探しを会津若松の友人に頼んだ。色々と紹介してもらったものの、なかなかいい物件に巡り合えず6年が過ぎ、54歳のときにようやく今利用している古民家に出会った。


物件は400万円しない。手直しをしなくては住める状況ではなく、基礎や土台はプロに頼んで修繕してもらったが、それ以外はすべて自分で1年に1部屋ずつ直していった。それでも、改修にはその3倍近くの費用が掛かった。


移り住んだ当時は、平日働いて週末会津に釣りに行く二地域居住を実践していたのだが、そちらの生活が楽しくなって結局57歳で早期リタイアをして会津に移り住んだ。そして、1~2年は遊んで暮らしたのだが、このまま一生を終えるのはもったいないのではないかとの疑問が浮かんだ。もっと充実した人生にしたい、人と交流することでそれも実現できるだろうと、交流できる場を作るために起業を志す。起業を思い立ったのは、起業でもしないと交流ができないと考えたからだ。



岩佐さんが古民家を見つけた地域の平均年齢は67歳。そして、10年ほど前に奥会津で食べた水蕎麦の味を想い出した。

そして、蕎麦打ちを覚えて、蕎麦屋で起業をしようと思った。

集落の人は頑張れと言ってくれる人もあれば、うまく行くならもう地元の人がやっているよ、と冷ややかな反応をする人もあった。

営業日は年間130日。夏と秋には毎日お店を開くが、冬は休業。それ以外の日は土日のみお店をオープンする。1日限定20食。わざわざ東京から食べにくる人もいる。
リピーターは4割にも上る。お店を開業した時の三倍だ。


そして、そのことを喜んでくれたのは、裏磐梯でもさらに奥地の集落に人が来るはずがないと言っていた地元の人が喜んでくれた。そして、その地区で非常に良質な蕎麦が作れると分って、集落の人と一緒に蕎麦畑を作り始めた。

この家を契約する時も、岩佐さんは地域の人との付き合いについて何の心配もしていなかった。自然体で地域に溶け込めばいいと思っていた。




岩佐さんは地域になじむために2つのアドバイスを行った。

1つは、「ふたことの声掛け」。
「おはよう」だけではなく、「おはよう、今日は寒いですね」、ということで向こうが反応を返してくれる、会話が生まれる。

2つめは、車で福島ナンバーを見かけたら、全てに頭を下げる。
はたから見たらバカみたいなことなのかもしれない。だけど、地域の人の顔を一度に覚えることはできない。
しかし、余所者が入ってくることが珍しい地域では、入って来た人の情報はすぐに筒抜けになる。自分が覚えていないからと言って挨拶を怠れば、一気に悪い噂も広がるかもしれない。だから、岩佐さんは全く知らない人でも摺れ違う車全てに頭を下げた。



実際に移住されている方からも、自分が本当に地域に馴染めているのか、疑問に感じている方のお話も聞く。

実際に、客観的にそれを判断するのは難しい気もする。
しかし、岩佐さんの知らぬところで岩佐さんは認められていたのだ。


地区の区長さんの奥さんが「桧原数え唄」というものを作ったという話を、岩佐さんは聞いていたのだが、その歌詞までは知らなかった。ある日、用事があって郵便局に行ってみると、その数え唄が張ってあった。


4つ余所から来た人 蕎麦打って
村賑わって 仲間入り仲間入り


限界集落に、本物の蕎麦や自然を求めて多くの車が訪れるようになって、すごく嬉しい。自分の知らないところで、自分が地域に受け入れられていたことを知った。

岩佐さんは二地域居住者だが、鎮守祭や地区の寄合もできるだけ参加している。集落で人生を楽しませてくれている人に感謝している。

起業することによって、投資した分も幾ばくか返ってくる。そして、人のつながりも広がる。税金の控除や実際に身体が利かなくなった時にそれが売れるかもしれない。そうすればお金も掛けずに二地域居住を楽しむことができる。


まだ20代の私には二地域居住をできるほどの蓄えはないけれど、ちょっとした工夫、心意気、真剣なこだわりと、地域の人に対する誠意があれば、きっと楽しいセカンドライフになるのだろうと思った。

きっとそのためには、食でも、物でも、サービスでも、本物を作る真剣なこだわりがないとうまくいかない。岩佐さんは広告なども全く出していない。けれども口コミで広まって、すぐに蕎麦は売り切れてしまう。本物を作れば、お客さんがまた誰かにつないでくれる。


結びに、岩佐さんは、第二の人生は「二地域居住と小さな起業」と括った。


それで自分の人生も楽しいものになり、地域も喜ぶ
そうした第二の人生を楽しんでみるのはどうか。



私の文章力じゃ全然ダメなんだけど、本当にわくわくするお話でした。
ぜひ蕎麦小屋にいってみてください~。営業日にはご注意を。w
2010年11月の田舎暮らしの本にも岩佐さんの紹介が見開き2ページで紹介されてます♪


蕎麦古屋 岩佐さんの紹介ページ
http://www.pref.fukushima.jp/fui/story_iwasa.html

Posted by ほしくみこ
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[田舎暮らしの達人
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